筋トレに適した時間帯
筋トレを始めたばかりの方やこれから始めようと思っている方に多い疑問として、筋トレは一日の内のどの時間にするのが良いの?という疑問が浮かぶと思いますが、今日はその疑問について紹介していきます。
目次
1.朝の筋トレのメリット・デメリット
2.昼の筋トレのメリット・デメリット
3.夜の筋トレのメリット・デメリット
4.まとめ
1.朝の筋トレのメリット・デメリット
朝に筋トレを行うメリット
・自律神経のリズムを整えやすい
朝は副交感神経が優位な状態で、少しずつ交感神経に切り替わる時間帯です。
朝に筋トレを行うことで副交感神経が優位な状態から交感神経が優位な状態へ移行されるので、朝に行う筋トレは身体一日のリズムを整えてくれます。
・一日の代謝量が増えやすい
朝に筋トレを行い、交感神経が優位に働くことで体が活動的になり代謝が増えやすくなることで一日の代謝の総量を増やすことが出来ます。
朝に筋トレを行うデメリット
・怪我のリスクが有る
朝は身体や脳が活動的になっていないので、急激な動作を行おうとすると身体に負担がかかり怪我や病気のリスクが上がってしまうので、朝の筋トレは起きてからすぐに行うのではなく、しっかりと目が覚めてウォーミングアップを行ってから筋トレを行うようにしましょう。
・筋肉が分解する恐れがある
寝ている間は栄養を摂ることが出来ないので、起きた直後の身体は栄養が枯渇している状態です、その枯渇している状態で筋トレをしてしまうと、筋肉を動かすのに足りない栄養を自身の身体を分解して作ろうとしてしまい筋肉の分解につながります。
朝に筋トレを行う時は食事などして栄養を取り少し時間を空けて栄養が身体にいきわたってから筋トレをすることをおすすめします。
明ける時間は通常の食事の場合は2時間程度、プロテインの場合は1時間程度、EAAやBCAAなどのアミノ酸系サプリの場合は30分程度空けるといいです。
2.昼の筋トレのメリット・デメリット
昼に筋トレを行うメリット
・強度が高めのトレーニングが出来る
一般的にお昼は、身体や脳が活動的に働いている時間なので、筋肉が有る程度あったまっていて動きやすくなっているので、ある程度高強度な筋トレの負荷に耐えやすい時間帯です。
・食事で取った栄養が脂肪になりにくい
筋トレでは主に糖質がエネルギーとして使われます、ですので事前に摂った食事の糖質は筋トレで消費されますし、筋トレ後に食事をするとしても筋トレで消費したエネルギーを筋肉内に貯めようとする働きが強くなっているので糖質が脂肪として貯まりにくくなります。
昼に筋トレを行うデメリット
・昼の時間は仕事等で時間が作れない
会社などに努めている場合はお昼の時間帯は筋トレの時間を作ることが難しく、またお昼休憩などの時間を利用するとしてもまとまった時間を確保するのが難しい時間帯になります。
3.夜の筋トレのメリット・デメリット
夜に筋トレを行うメリット
・比較的に時間が取りやすい
会社員の場合はまとまった筋トレの時間を取ろうとすると、仕事後の時間の方が時間は摂りやすいです。
・食事で取った栄養が脂肪になりにくい
お昼と同じで筋トレで消費されるので糖質が脂肪になりにくいです。
夜に筋トレを行うデメリット
・睡眠に影響が出る場合がある
筋トレは交感神経を優位に働かせてしまうので、寝る直前に筋トレをしてしまうと睡眠の質を下げてしまう場合があります。
夜に行う筋トレは寝る時間から逆算して寝る3時間前までに終わらせるようにすると、睡眠の質を確保できるのでおすすめです。
4.まとめ
結論から言えば自分のライフスタイルに合った時間で筋トレをするのが良いです。
それぞれの時間のメリット・デメリットを知って効率のいい筋トレをしてカッコよくて美しい身体を手に入れましょう。
―この記事を書いた人―
カロリートレードジャパン長岡市店
パーソナルトレーナー
坂之井 広樹
さかのい ひろき