超過酷トレーニングGVT
今日は超過酷だけど効果的なトレーニング法GVTを紹介していきます。
目次
1.GVTとは
2.GVTのやり方
3.GVTのメリット
4.GVTのデメリット
5.まとめ
1.GVTとは
GVTとはジャーマン・ボリューム・トレーニング(German volume training)の頭文字をとってGVTと呼ばれるトレーニング方法になります。
ジャーマンの名の通りドイツ発祥のトレーニング方法で、ドイツのウエイトリフティングのチームが筋量を増やすために考案されたトレーニング方法とされています。
2.GVTのやり方
GVTを簡単に説明すると、MAX重量の60%の重さで10レップを10セット、インターバルは60~90秒で行うトレーニングです。
例を上げるとスクワットでMAX100㎏の場合は、
スクワット60㎏を10レップで10セットになります。
GVTは筋肥大の為のトレーニング法なので、筋力を伸ばしたい場合にはおすすめ出来ないトレーニング法です。
また、なかなかハードなトレーニング法なのでトレーニング歴が浅い人にはあまりお勧めできないので、ある程度の経験をしているトレーニング中級者から上級者向けのトレーニング法です。
3.GVTのメリット
GVTのメリットを紹介していきます。
・トレーニングボリュームが多く筋肥大に効果的
GVTは全部で100回も挙上するので非常にトレーニングボリュームが多いので、筋肥大に効果的なトレーニング法です。
・フォームコントロールが行いやすい
MAX重量の60%の重さを扱うので、フォームコントロールがしやすく、狙った部位に効かせやすく、怪我のリスクも軽減することが出来ます。
4.GVTのデメリット
GVTのデメリットを紹介していきます。
・トレーニングボリュームが多いのでスタミナが必要
短いインターバルで10セットも繰り返すので、心肺機能がある程度高くないと非常につらいトレーニングになります、最初慣れていないうちは少ないセットから試してみるのもいいかもしれません。
・筋力アップには向いてない
扱う重量がMAXの60%と軽い重さなので、挙上重量を増やしたいなどの筋力アップを目的とする場合はあまりおすすめでないトレーニング法です。
・時間がかかる
インターバルは60~90秒と短めですが、10セットも繰り返すので、インターバルだけで9~13.5分でさらにウエイトを上げる時間も有るので、1種目あたり20分以上はかかるので、たくさんの種目をこなすのは難しくなります。
5.まとめ
今日は超過酷なトレーニング法のGVTを紹介してきました、自身もやるトレーニング法なのですが、まあまあ時間のかかるトレーニング法なのでたまに時間のある時に行うぐらいでやっています。
また、GVTの使い方としては、毎回行うというよりは、普段のトレーニングの中に違う刺激を入れるために、たまにGVTでしっかり追い込むような使い方をすると効果的です。
―この記事を書いた人―
カロリートレードジャパン長岡市店
パーソナルトレーナー
坂之井 広樹
さかのい ひろき