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MCTオイルの使い方

MCTオイルの使い方

 

 

最近ダイエットをするときに摂取した方がいい油として耳にするようになってきたMCTオイルですが、ただ闇雲に飲んでいても痩せるどころか太ってしまう可能性があるのでそのことについて紹介していきます。

 

 

目次

1.MCTオイルとは?

2.摂取するだけでは痩せない

3.MCTオイルの効果

4.MCTオイルの摂り方

5.まとめ

 

 

1.MCTオイルとは?

 

 

MCTオイルとは、ココナッツやパーム核油などに含まれている中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)だけを精製した食用油のことです。

といってもわかりにくいので簡単に言うと普通の油より体内での吸収・分解の速度が速い油といった感じです。

一般的な植物油に比べると約4倍の速度で分解されて、素早くエネルギーへと変換されるので、体脂肪として蓄積されにくい油といわれています。

 

 

2.摂取するだけでは痩せない

 

 

ただしMCTオイルはただ摂取するだけで痩せる魔法の油ではありません、むしろ油なのでカロリーが高く摂取するだけで他には何もしないままだと太ってしまう原因にもなります。

MCTオイルを摂取して痩せやすくするにはいくつか注意点があります

一つ目にまず糖質制限やケトジェニックダイエットをする必要があります

糖質制限やケトジェニックダイエットをする際に体脂肪からエネルギーを生むためのきっかけつくりの様な働きをするのでダイエットの補助材として使うと効果的です。

二つ目に運動をしてエネルギー消費を行うようにしましょう。

MCTオイルはエネルギーになりやすいですが油なので1gあたり9Kcalもあります、なのでMCTオイルを飲むだけだとただ一日の摂取カロリーが増えてしまうことになるので、しっかり消費をしないと痩せません。

糖質制限やケトジェニックダイエットをして体脂肪をエネルギーに変えやすい体質にして、さらに運動をしながらMCTオイルを補助材的に使うことによって効果が得られます。

 

 

3.MCTオイルの効果

 

 

ではMCTオイルは摂取するとどんな効果が期待できるのでしょうか主な効果を紹介していきます。

 

・体脂肪が燃えやすくなる

MCTオイルには体脂肪を分解してケトン体を作るのを補助する効果があるからです。

ケトン体とは、体脂肪が燃えて作られるエネルギー物質のことです。

ケトン体は体内の糖分が不足したときに作られやすい物質なので糖質制限やケトジェニックダイエットを組み合わせてのダイエットが効果的です。

 

・腹持ちがいい

MCTオイルは腹持ちがいいので、ダイエット中の空腹感を紛らわすことが出来ます。

 

・便秘が改善する

食用油全般に言える事なのですが、油は便通に効果があます。

糖質制限やケトジェニックダイエットを行うと便秘になりやすいので、MCTオイルをとることによって便秘を改善することが出来ます。

 

 

4.MCTオイルの摂り方

 

 

MCTオイルは上手に使えばダイエットに非常にいい油ですが、使い方を間違うと効果が半減してしまうので注意点を紹介します。

 

・MCTオイルは加熱調理に使わない

MCTオイルは加熱するとすぐ煙が出たり加熱しすぎると発火したりするので、加熱調理には使用せずそのままの使用をおすすめします。

味や香りはほとんどないのでコーヒーに入れたり、サラダにかけたりすると摂りやすいです。

 

・摂り過ぎには注意

先ほど油には便通を良くする効果があると書きましたが、ほどほどなら便通を良くするくらいでいいのですが、摂取しすぎればおなかが緩くなってしまうのでMCTオイルは摂取量に気を付けましょう。

量としては小さじ1杯くらいから様子をみて慣れたら少しずつ量を増やすようにしましょう。

 

・朝や昼間の摂取がおすすめ

MCTオイルは体脂肪をエネルギーに変える手助けをする働きがありますが、そのエネルギーは消費しなければ意味がないので活動量が増えていく朝や、活動量の多い昼間に摂取した方が効果的です。

朝コーヒーに入れて摂ったり、昼食でサラダに使ったり、日中の間食で小腹を満たすためにコーヒーやプロテインに入れて飲むのもおすすめです。

 

 

5.まとめ

 

MCTオイルのいい効果を紹介してきましたがMCTオイルは補助材的な使い方をして、コントロールをした食事と、適度な運動をしてダイエットを頑張っていきましょう。

 

 

―この記事を書いた人―

カロリートレードジャパン長岡市店

パーソナルトレーナー

坂之井 広樹
さかのい ひろき