子供のトレーニングは体にいいの?
子供の頃のトレーニング特に筋トレは、身体に悪いような噂を聞いたことがある方もいるかと思いますが、今日はそのことについてお話をしていきたいと思います。
目次
1.子供はトレーニングをしていいの?
2.年齢別のトレーニング方法
3.トレーニングの注意点
4.まとめ
1.子供はトレーニングをしていいの?
結論から言うとトレーニングをした方がいいというより、しても良いという感じです。
子供がトレーニングをすると「背が伸びなくなる」や「怪我をしやすい」などと言われていますが、正しく行ったトレーニングは成長を促進し、スポーツの上達にもつながるため、注意する点はあるものの子供のトレーニングはしてもいいです。
2.年齢別のトレーニング方法
先ほどトレーニングをしてもいいと言いましたが、子供達は年齢によって発達する部分が違うので、小学生がバーベルを使うようなハードなトレーニングをしていいというわけではありません。
年齢に合ったトレーニングを紹介していきます。
・11歳以下
神経系の働きが向上しやすい為、複雑な動きを学習して獲得する能力が優れている時期です。
様々なスポーツを始めるのに適している時期ですので、興味のあるスポーツをたくさん行いその中で強い体を作っていくので、無理にトレーニングをする必要はない時期です。
・12~14歳
循環器系の働きが向上しやすい為、持久力の向上に優れている時期です。
長距離走やサーキットトレーニングなどで長時間の運動を行うと能力の向上につながります。
・15~18歳
骨や筋肉が著しく発達する時期ですので、筋力の強化を目的としたトレーニングはこのころから行うといいです。
3.トレーニングの注意点
子供の頃の身体は大人のように完成しておらず、繊細に出来ているのでトレーニングをする際は注意が必要です。
どの様なことに気をつければいいかを紹介していきます。
1.嫌がるトレーニングをしない
嫌々行うトレーニングは効果が出ないだけでなく、フォームの乱れなどから怪我の原因になってしまうので、子供が嫌がるようであれば無理にトレーニングはしない方がいいです。
2.必要以上に高強度のトレーニングをしない
ホルモンの関係で15歳未満の子供は筋肉が著しく発達することはほぼないので、筋肉をつけるためのトレーニングは必要ないです。
また、トレーニングも方法を間違うと身体のバランスが乱れてスポーツなどのパフォーマンスの低下にもつながるので、トレーニングの強度や方法には気を付けた方がいいです。
3.強度よりフォームを重視する
子供だけでなくトレーニングを行う方全員に言えることですが、トレーニングは正しいフォームで行うことで狙った効果が得られます、間違ったフォームでは狙った効果が得られないばかりか怪我にもつながりかねません、ですのでトレーニングは正しいフォームで行うようにしましょう。
4.まとめ
子供の時期のトレーニングは将来の為にやって損はない物ですが、やり方によってはマイナスの効果をもたらすものになってしまうので、大人が知識をつけて上手に教えてあげることが必要です、YouTubeや本などはたくさんあり過ぎて、どれを見たり読んだらいいか分からないようなときは、パーソナルトレーナーなどに聞くのもいいかもしれません。
―この記事を書いた人―
カロリートレードジャパン長岡市店
パーソナルトレーナー
坂之井 広樹
さかのい ひろき